近頃めっきり涼しくなりましたね。
おかげで朝晩の散歩がとっても楽になりました。
これはうれしい。
本当にうれしい。
こんな風にしみじみと喜びを噛みしめてしまうほど、今年の夏は過酷でした。
猛暑は言わずもがなですが、加えて今年はうちの近所、
ユスリカとジャンボタニシが大量発生しまして。(ユスリカ=夏場、人の頭上で密になる虫)
ちなみに我が家の周辺は
ご覧の通り田んぼだらけの田舎です。
豊富な水と太陽と緑。
きっと住みやすい環境なのでしょう。
ユスリカは夕方を過ぎると、空を埋め尽くすほど飛び回り、
足元にはジャンボタニシがごろごろと転がる
そんな田んぼ道を犬連れで行かねばならぬこの辛さ。
なぜ本来は田んぼにいるはずのジャンボタニシが道に転がっているかというと、農家の人が見つけ次第に放り出すから。
そうしないと稲を食い荒らしますからね。
夏の強い日差しで高温になったアスファルトの上に置かれると、再び田んぼに戻ることなく力尽きるんですって。
かわいそうに…とも思うけど農家の人にとっては死活問題。
農業の苦労を知らない人間が口を挟めることではありません。
私にできることはただ、
道の両脇にズラリと並ぶタニシの亡骸に
触れないように、踏まないように、
そーっとそっと
犬のウンコを拾う
それだけ。
いやほんとキツかったです。
最近ようやく散歩中に深呼吸できるようになりました。
口を開けても虫が飛び込んでこないなんて最高!
熱心に情報収集するパピヨンズを、ゆったりとした心で見守れる!幸せ!
これから秋の散歩、目いっぱい楽しんでいこうと思います。