自我の芽生え

これまでにも何度か我が家のパピヨン兄弟には臆病な一面があるとお伝えしてきましたが、生後半年を過ぎ自我が芽生え始めると、ますますその傾向が強くなってきました。

とっても怖がりな蓮

蓮は愛嬌があって物覚えも早く、年長のネネへの気遣いも欠かさない、いわゆる「できる子」なんですが、それは家のなかでの話。

ひとたび散歩に出ますでしょ。

はるか前方に人影などが見えたりしますとね

もうボクは動かない

いやいや、まだ点ほどの人影だから!
進行方向も一緒だから!追いつかないから!

と、一生懸命なだめても

もうボクは歩けない

ちょっとでも歩みを遅らせて、なるべく距離をとろうとします。

これが対向してきた人だった場合、すれ違った瞬間から猛烈に早足になり、離れたところで

見えなくなるまで何度も確認。

そしてこんな蓮の様子をいつも傍で見ていた柊もまた変わってきました。

「リーダーとしての自覚」といえばカッコよさげですが、要は蓮が怯える対象物(者)に吠えるようになりまして…。
柊も同じく怖がりなのに、蓮が怖がると頑張ってしまうのです。お兄ちゃんだから。

でもね、吠えるのはいただけませんよ。
何度かしつけ教室にも相談し、現在も継続して訓練中。
少しずつ改善されています。

臆病なのは兄弟が持って生まれた性質だから、我が家の親善大使であるネネほどフレンドリーであれ!とは言いません。

誰に対しても常にこう

この域に達するのは恐らく柊と蓮には無理でしょう。
柊と蓮のペースで少しずつ怖いものを減らしていけるよう一緒に頑張ろう!

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