大切です。子犬の社会化トレーニング

子犬の社会化

パピヨン兄弟を迎えるにあたり、最も重要視していたのが「社会化期のトレーニング」です。他の犬や人と柔軟かつ適切なコミュニケーションが取れる力を身につけ、過剰なストレスを感じることなく過ごせる子になってほしい。そんな願いを込めて私が行ってきたことを紹介します。

散歩デビュー時の蓮(左)と柊(右)

子犬期の重大イベントの一つである散歩デビューが終わり、外の散策にも慣れた頃、以前から計画していたとある集いに参加してまいりました。

いざ!パピーパーティーへ

参加条件が生後半年までという限られた時期のパピーしか参加できないこのイベント。簡単な遊びを通じて他のパピーたちと触れあい、飼い主にはしつけのコツなどを教えてくれるというものです。

この時の私はなぜか自信に満ちあふれていたんですよね。柊と蓮が他の子たちと仲良くできないはずがないと。

だってこないだまでママと4姉弟で賑やかに暮らしていたし、うちに迎えてからも、あっという間にネネと仲良くなったのですよ。友人の柴犬と遊んだことだってあるんです。うちの兄弟はすでにワンコ慣れしておりますの。おほほ。

4姉弟

自信は過信だった

まずは参加者(犬)の自己紹介から始まったパピーパーティー。その後、しつけの基礎などを教わりフリータイムへと突入しました。
パーテーションで仕切られたプレイエリアにトレーナーさんとパピーたちだけを残し自由に遊んでもらうというものです。
いよいよ待ちに待ったお楽しみタイム。さあ、ほかのワンちゃんたちとたっぷり遊んでおいで!

私の前から動かない…

え?これはどういうわけだろうか。
まあ初めのうちはちょっと緊張してるのかもだし、しばらくすれば慣れるでしょと様子を見ていたのですが、待てど暮らせど…

隅でひっそり遊ぶ兄弟

他の子とは遊ぼうとせず、絡まれても「ボクら空気なんで!」くらいの勢いで気配を消そうとしています。まさかこんなシャイボーイズだったとは…。

多頭飼いだから、友達のワンコと遊んだことがあるから、たったこれだけのデータで判断するのは早計でしたね。

ママや兄弟姉妹とは仲良くできて当然だし、自分たちと同種のパピヨンであるネネにはすぐに仲間意識を持てただけなのかもしれません。

また後々気付いたことですが、この兄弟、飼い主同士の関係性もちゃんと見て判断しておりました。

他のワンコと楽しく遊んで、社会勉強してくれたらいいな程度の軽い気持ちで参加したパピーパーティーでしたが、想像以上の「気付き」があり、とても有意義な時間となりました。

終了間際、ようやく遊びの輪に入っていけた兄弟。

まだまだ人見知りで犬見知りな柊と蓮。社会化トレーニングが成功したとは言い難い状態ですが、現在も色々と取り組んでおります。
それについてはまた今度お話したいと思います。

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